道をひらく
ビジネス書のランキングとかで上位になりまくっている本。2012年ごろに読んだと思うが、時間が経って、立場が変わってから読み返してみると思うこと感じることも違うと思うのでいづれ読み返してみようと思う。
<内容というか気になった話>
『道』
所詮はこの道しかない。自分しか歩めない大事な道を休まず歩き続ける。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても道はすこしもひらけない。
道をひらくには、まず歩まねばならぬ。 心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
『素直に生きる』
とらわれることなく、甘えることなく、素直にその境涯に生きてゆきたいものである。
『志を立てよう』
生命(いのち)をかけられるほどの思いで志を立てよう。
過ぎ去ったことは、もはや言うまい。かえらぬ月日にグチはもらすまい。
『真剣勝負』
大切な一生である。尊い人生である。
心を新たにして、真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたい。
『生と死』
死を恐れるよりも、死の準備のないことを恐れたほうがいい。
与えられている生命を最大に生かさなければならない。
厳粛にしかも楽しみつつ考えたいものである。
『日々(ひび)是(これ)新(あらた)』
きのうの苦労を今日まで持ち越すことはない。「1日の苦労は1日にて足れり。」
毎日が新しく、毎日が門出である。
『心の鏡』
自分のふるまいの正邪が、ありのままに映し出される。反射する。
『日に三転す』
変わることにおそれを持ち、変えることに不安を持つ。
変化=当然のもの そこに成長がある。
『本領を生かす』
精一杯その本領を生かすことを心がける。
『くふうする生活』
失敗することを恐れるよりも、生活に工夫のないことを恐れたほうがいい。
どんなわずかなことでもいい。きのうと同じことを繰り返すまい。
『サービスする心』
多く受けたいと思えば与えればよい。
「充分に与えもしないで、多く受けたいと思うのが、虫のいい考え」
『生かし合う』
自己を捨てることによってまず相手が生きる、
その相手が生きて、自己もまたおのずから生きるようになる。
『断を下す』
進むもよし、とどまるもよし。要はまず自ら断を下すことである。
断を下さないことが、自他共に好ましくないことだけは明らかである。