バフェット投資の王道

 

バフェット投資の王道

バフェット投資の王道

 

 世界的投資家であるウォーレンバフェットについて書かれた本。

しばらく前に読んだが、読み直してみると違う感じ方をしそうなのでバフェットの本はこの本でも別の本でも今後も読んでいきたい。

 

<内容>

基本的な考え方:株式の選別方法は丸ごと買収するときと同じ。なので対象の企業は、

①理解できる事業であること

②長期的な展望が明るいこと

③誠実で有能な経営者がいること

④魅力的な価格で手に入ること

 

●有名な言葉

P.9 「リスクとは、自分が何をやっていないか理解していないことに尽きる。」

P.69「自分が理解していないものに投資してはいけない。」

P.110「過去のデータや事象に基づく意思決定は、バックミラーを見ながら運転することだ。」

P.120 「価格はあなたが払うものであり、価値はあなたが手にするもの。」

 

●その他印象に残った言葉

P.58 「人生で最も難しいのは、自分を知ることである」ターレス

P.61 投資で何を期待し、どのくらいの期間を想定しているか、どのくらいの期間を想定しているか、どこまでリスクを取れるか判断するのに重要なのは自分を知ること。

 

P.68 アクティブ投資家⇔アクティブトレーダー 

   取引≠アクティブ アクティブ投資家が最初に行うことは、読むことである。

 

P.75 バフェットは投資雑誌を読む。前半のデータ部分だけで、後半のコメントは読まない。現状認識が重要で事実と推測を区別する。読んではいけないのではなく、どう思うかどう考えるか、いずれ自分独自の考えを。

   

P.104 「自分の失敗を振り返り、そこから何を学んだかを説明できるようになれば、

優れた投資家に近づける。」

P.107 「流れに逆らわずに泳げ。しかし、原則については岩のように自分の場所にとどまれ。」

 

<投資哲学の構築>

 ・投資哲学を文書に書き出す。

 ・他人の哲学を読む。

 ・自身の哲学を持つ。

 ・哲学の源を理解する。

 ・どんなルールにも例外がある。

 

P.198 「人は二つの方法でしか学べない。一つは読書によって。

そしてもう一つは自分より賢い人々との付き合いを通してである。」

 

P.225 「自己を正当化することは、弱者の言い訳であり、する必要はない。『傲慢になるという過ち』を犯さないでいよう。」

 

P.230 「あなたの厳しい基準に逢う一社を見つけるためには、何千とは言わないまでも、何百社を調査しなければならない。」

 

P.280  「幸せとは、お金を持っていることだけではなく、達成する喜び、努力して何かを作り出す感動である。」