スラムダンク勝利学
言わずとも知れた名作、スラムダンクの考察と勝利について大事な事を書いた本。
●ラニーバッシャム「メンタル・マネージメント~勝つことの秘訣~」
意識、下意識、セルフイメージ。この三つのバランスがよく均等な状態⇒トライアード
練習とは、下意識の部分を大きくさせるためのもの。
●消極的な目標⇔積極的な目標
消極的:「去年BEST8だったから今年はBEST4を目指す。」
積極的:「全国制覇」
根拠は必要ない。理想がそのまま目標に。
断固たる決意 :有名なフレーズだが最も重要な気がする
p.28「シュートを外したという結果ではなく、そこに至るまでにすでにできている変化と、まだ変化しきれていない部分を見つける」
勝利とは、相手を打ち負かすこととは関係ない。
勝利とは変化を発見して、より良い行動パターンや考え方のパターンを見つけ出すこと。
●常に“するべきこと”を意識する
チェック項目
①目標達成のための、あなたの“するべき事”は正しいものなのか?
②“するべき事”があなた自身わかっているか?
③“するべき事”をしっかりやっているか?
④“するべき事”をするということをしっかり意識しているか?
第8章 自分たちの長所を見つける能力が大事
現在位置を知る≠反省会
フィルジャクソン「ゴミための中でも一輪のバラの花の香りをかぎわける能力がある」
第9章 “反省”と“確認”は違う!
(1) ×(自分の問題点、足りないところ)を可能な限り書き出す。
(2) 書き出した問題の横に○(解決したらどんなに良い結果がくるのか)を書き出す。
○がつかなかったら、思いつかなかったら×を消す。横線
(3) 問題の解決方法を考える。○と×を埋める方法を探す。
方法が分からなくて埋まらなければ、×を消してしまう。
~この3つの要素を考え、行動にすることを反省でなく“確認”と呼ぶ。
第10章 目標に向かって“石”を置いていく
「なんとなく一日を過ごすことは、その“石”をどこかに捨ててしまうこと」
第11章 目標+情熱=ビジョン
第15章 「あきらめたら、そこで試合終了」
第16章 セルフイメージを縮小させる最悪の思考の一つが比較思考。過去、相手。
今すべきことに集中。
道をひらく
ビジネス書のランキングとかで上位になりまくっている本。2012年ごろに読んだと思うが、時間が経って、立場が変わってから読み返してみると思うこと感じることも違うと思うのでいづれ読み返してみようと思う。
<内容というか気になった話>
『道』
所詮はこの道しかない。自分しか歩めない大事な道を休まず歩き続ける。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても道はすこしもひらけない。
道をひらくには、まず歩まねばならぬ。 心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
『素直に生きる』
とらわれることなく、甘えることなく、素直にその境涯に生きてゆきたいものである。
『志を立てよう』
生命(いのち)をかけられるほどの思いで志を立てよう。
過ぎ去ったことは、もはや言うまい。かえらぬ月日にグチはもらすまい。
『真剣勝負』
大切な一生である。尊い人生である。
心を新たにして、真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたい。
『生と死』
死を恐れるよりも、死の準備のないことを恐れたほうがいい。
与えられている生命を最大に生かさなければならない。
厳粛にしかも楽しみつつ考えたいものである。
『日々(ひび)是(これ)新(あらた)』
きのうの苦労を今日まで持ち越すことはない。「1日の苦労は1日にて足れり。」
毎日が新しく、毎日が門出である。
『心の鏡』
自分のふるまいの正邪が、ありのままに映し出される。反射する。
『日に三転す』
変わることにおそれを持ち、変えることに不安を持つ。
変化=当然のもの そこに成長がある。
『本領を生かす』
精一杯その本領を生かすことを心がける。
『くふうする生活』
失敗することを恐れるよりも、生活に工夫のないことを恐れたほうがいい。
どんなわずかなことでもいい。きのうと同じことを繰り返すまい。
『サービスする心』
多く受けたいと思えば与えればよい。
「充分に与えもしないで、多く受けたいと思うのが、虫のいい考え」
『生かし合う』
自己を捨てることによってまず相手が生きる、
その相手が生きて、自己もまたおのずから生きるようになる。
『断を下す』
進むもよし、とどまるもよし。要はまず自ら断を下すことである。
断を下さないことが、自他共に好ましくないことだけは明らかである。
いつやるか今でしょ
ブームに乗って読んだ一冊。
まず、印象に残った話で、
「誰にでも同じように挨拶をする。頭を下げるコストはゼロ。」
これは、その通りだと思うし、実践していきたい。
また、【質問】ということについての話で、研究室や他の場でも言われたり感じたりする内容があった。それは、質問というのは、
-
自分の考えに及ばない範囲を他人に考えさせ、その知恵を自己のものとする行為
- 問題に真剣に取り組んでいる姿勢と、深く考えてもいることを他人にアピールする行為
質問は自分のためにも他人のためにもなると。。
また、別の話として、「対比軸」を持て!ということ。二次元とか複数の軸で分析、思考していく。
先生というのが接客業という面があるからだと思うが、
「第一印象力を高めよ!」 歯・靴・爪を磨いて、男を磨け
というのも重要だと思った。
<相談:正論で返すな>
①とにかく相手の話をよく聞く。遮らず最後まで
②相槌には感情をこめて
③相手の答えを読み取って、それをさも自分の考えのように言ってあげる
これは、なかなか難しいと感じた。でもできるようにしよう。
{逆算の哲学}
①まず、想像力を駆使して成功のイメージを作り上げること
②そのイメージに向かって「満足のバランス」を考えながら物事の順序付けを行う。
参考にしたいというわけではないが、子供に「読めない名前」をつけるなというのは妙に納得した。呼ばれるために名前をつけているものあるわけだし。
ワード型エクセル型パワポ型 インターネット型アウトルック型の人がいるってあったけどどういう話かは忘れてしまった。。。。
「成功は失敗の母」
規格化して成功を別のものに生かし続けられるものは採用し、環境の変化などで、使えなくなったものは、リセット。
<悪口を糧にするスキル>
ゼロからはなにも生まれない。マイナスからプラスは可能。
この考えがそもそもプラスなんだろうな。
<ギャンブル>
「流れとらえる眼」と「縦(自分自身)の勝負、横(相手)の勝負」
勝利の酔い=敗北の序章
ギャンブルが好きだからというのはあると思うが、スポーツとか別のことでも言えることでもあるから何かを真剣にやって何かを得るってことが大事なのかなと。
島田紳助100の言葉
- ほんの少しでいいからずーっと頑張る。それが人生、勝つ方法。
3.暗い気持ちであっても、過去の自分が元気にしてくれる。
だから自分が元気になるような過去を作るのです。
4.お母さんより大切な人を探すのが人生なんです。
19.何も起こってないのに想像して悩んでも仕方ない。
悩みごとは起こってから考えればいいこと。起こってから解決すればいいこと。
20.70パーセントの自信と30パーセントの不安を
21.環境のせいにするな。
愚痴る前に何か努力したか。
24.人生所詮暇つぶし
43.最悪を想定して、自分でその最悪を受け入れられると判断したら、迷わずGO!
47.ニキビと同じ、本人だけがデカく感じるんだ。 坂東英二
48.かねがすべてではない。でも便利。
金が幸せをもたらすかは自分次第。
53.人前で泣ける人間は強い
70.人生において一番してはいけないことは、何もしないこと。
84.大人になった今躊躇する理由は何もない。
87.大切なものはそっともって、最後は信頼する。
89.叱ったら必ずケツはふく。
103.見てできると思ったものが、自分の才能が反応したものです。
采配
- 作者: 落合博満
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/11/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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中日ドラゴンズの監督時代に書かれた本。
〜気になっと表現とか〜
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「孤独に勝てなければ、勝負には勝てない」
指示を待ったり、人に頼りすぎてはいけない。大事な判断は自分でするもの。
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「『嫌われている』『相性が合わない』は逃げ道である」
冷静に組織の中における自分の今の立ち位置を見る。
- 「『達成不可能に思える目標』こそ、数字に勝つ唯一の方法」
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「一流には自力でなれるが、超一流には協力者が必要」
- 「『負けない努力』が勝ちにつながる」 勝つではなく負けないというところが。
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ミスは叱らない。だが、手抜きは叱る」
手抜きを放置するとチームには致命的な穴があく。
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「欠点は直すよりも武器にする」
「すべてに完璧な人間などいない。長所が欠点を補い、次第に成長していくことに期待すればいい」
- 「シンプルな指導こそ、耳を傾けよ」
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「『見なくても分かる」で確実に成長は止まる」
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「任せるところは、1ミリも残らず任せ切る」そして、責任は取る。
- 「居心地の良さを求めるな」
- 「人生を穏やかに生きていくことには、名声も権力も必要ないと考えている。」
レバレッジ時間術
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
- 作者: 本田直之
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レバレッジ・リーディングと同じレバレッジシリーズの時間に特化した一冊。
・無駄に忙しくはなりたくはない
・時間を無駄にしちゃっている気がする
というような思いで読んでみたと思う。
内容というかタイトルの意味みたいなのは、
時間を投資する、時間にレバレッジ(元本保証)をかける
つまり、「1時間でしていたことを10分でして空いた時間をさらに利用(再投資)する。」
というのが基本的な考え方。
<印象に残っている部分など>
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「忙しいと言わない」・・・大統領ほど忙しくない
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「常に時間はたっぷりある、うまく使いさえすれば」・・・ゲーテ
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「暇ができたら読書、時間があったら勉強では、その時は来ない」
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成果が出るかにかかわらず、どうすれば仕事が効率的に進められるかを徹底的に考えることは大事。(P.45)
<第2章で>
俯瞰逆算的にスケジュール、目標をたてることの重要性。また、時間を分析すると不明時間の多さに気づく。
気に入った表現:Doing More With Less (少ない労力で最大の成果を)
早寝早起きをしようと思ったりすることがあるが、
実際には、早起き早寝が自然であるという内容はなるほどと感じた。
<3章:仕組み化>
仕組み化によって、なにをするか考える労力も抑えられる、集中力も高まる。面倒なこと、苦手なことを効率よく、後回しにしない。ことにつながるため重要。
これは、Goodfindのセミナーでも聞いたスキルピラミッドの2層目?でもあるので身につけていきたい。
<エピローグで>
- 「真似するなら似たような人を」
- 「他人のせいにしている限り変われない」
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言い訳はなんの解決にもつながらない。
~まとめ?~
時間について考えることは、どんなときでも大事なことでこの本からなにを得て、どう生かすことができるかが大事。